TOEIC

英会話学習に臨んでいる人は、挫折しないための工夫を施しているものです。しかしそれでも途中で止めてしまう人は後を絶ちません。それほど語学学習は大変なものなのです。私がお勧めする「工夫」は、英語能力試験「TOEIC」の受験です。意外に思われるかもしれませんが、TOEICを受験することで、学習継続のインセンティブを得ることが出来るのです。TOIECは年に何度も開催されており、繰り返しそれらを利用することで、自分のスコアの推移を知ることが出来ます。スコアが確実に上昇していることが分かれば、それがインセンティブになるわけです。初学者の場合、数か月に1度は受験した方が効果的でしょう。既に勉強を始めて数年が経っている人は、半年に1度、年に1度の受験で十分だと思われます。
 TOEICを繰り返し受験している人が陥りやすい罠があります。それは、スコアそのものが目的になってしまうことです。TOEICのスコアは比較対象として参考に値するものですが、点数自体には何の意味もありません。確かにスコアを見て一喜一憂することも必要ですが、それはあくまでも発奮材料として言えることです。トレーニングがTOEICの受験に合わせた内容に変わってしまえば、上達スピードが減速してしまいますし、受験用の小手先のテクニックを身に付けたところで、それを英語力と呼ぶことはできません。
 その意味では、例えば友人との間でスコアを競うのも好ましくありません。確かに友人と一緒に学ぶことは、英会話の本質でもあるコミュニケーション力を高める上でも、悪いことではありません。しかし点数を競い合うようになると、話は変わってきます。比較対象として参考にするくらいなら構いませんが、「勝つ」ことが目的になると、英語学習の本道から外れてしまいます。最近は社員教育の一環で競わせる会社もあるようですが、劣等感に繋がるような教育は誤りであると考えます。競うことより励ますことに重きを置きたいものです。